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2008年06月13日

mp3,WAV,CD,アナログレコード

mp3,WAV,CD,アナログ

●mp3とWAV

mp3の最大ビットレートが320kbps。
CD品質、44.1kHz,16bitを、ビットレートに換算すると1411kbps(小数点以下省略)。
(WAVだとCD同様44.1KHz,16bitもあればさらに24bet,48kHzという高品質もある。)

このデータ量の差を見るとどうも音源をmp3で買う気になれない。
でも実際の音はどうなんだろうと思い聴き比べてみた。

WAVでDLした曲をiTumeでmp3に変換し、両方ともiTuneでまったく同じ箇所を聴き比べてみた。おとなしめのシュランツでしたが。(注:ノイズにも多様な音色の違いががあります)

まず、mp3に変換するだけで音量が、ミキサーのVUメーターで約2db下がる。
家庭で聴く程度の音量だとどんなに大きくしてもしれているので、2db分音量をミキサーであげれば、一聴したところmp3とWAVにそう違いはない。でもおそらく、フロアで音量が上がれば上がるほど、この2dbの差はでてくるだろう。2dbを補強する際にミキサーやアンプのノイズがそれだけ多く含まれてしまうからだ。それに音量を大きくすればするぼど、この320kbpsと1411kbpsという桁の違う情報量の差は音質の差になって際立ってくるのではないかと思うのだけれどどうなんだろう。

音質に関しても、2dbあげて比べると、ちょっと聴いたところ、モニタースピーカーで聴いても、ヘッドフォンで聴いてもそう大差はない。
でも神経質に、同じ箇所を交互に比べると、違うとわかる。WAVよりもmp3 のほうが、解像度が落ちるというか、例えば音のアタックの音質が明らかに違っていたりする。これが拍の連打部分だと違いがさらにはっきり分かる所がある。
でもこれは本当に神経質に耳をそばだてて聴き比べて分かる微妙なものだ。
なので、多分、ちょっとしたフロアで、最初からmp3を使ってDJをする場合は、それを聴いて特別音が悪いと思う人はそういないかもしれない。でもこれが、アナログレコードやCD音源と混じると違いを感じる人がでてくるかもしれない。

特に神経質にならなければきっとmp3で間に合うのだろうけど、私はやっぱりmp3ではDLしない。データ量が重くてもWAVだ。

●CD
WAVデータの曲が何kHzで何bitで書き出されているかは記されていないけれど、pcでDJしない場合はそれをCDにコピーして使う事になる。
CDは、サンプリングレート44.1kHzでサンプリングされたデジタルデータであり、人の可聴範囲外とされている20kHz以上の周波数帯域はカットされている。


一つの音には倍音と言われる人にとってはどの音とは聴き取れない多様な周波数の音が含まれており、その倍音構成がその音の音色を決めている。
つまり同じ高さのドの音でも、ピアノのドと、バイオリンのドの音色が違うのは含まれる倍音構成の違いによるものだ。
20kHz以上の音そのものが人に聞こえないとしても、ある音がその帯域の倍音を含むか含まないかで音色は変わるかもしれない。
といっても、その違いは微妙なのでほとんどに人には分からないかもしれない。
そうだとしても、
自然界には非常に多様なそれとは聴き取れない周波数の音があるわけで、私たちはその自然界の音の中で生きているわけで、
その多様な周波数の音をCDでデジタル処理する際、情報量を軽くする利点は大きいのだろうけれど、それと認識されないとはいえ存在する音がカットされるのは、なにか、もったいないというか、あったものが永久に欠落してしまっているという感じがある。
CDというメディアになにかずっと納得できない感じがあったのは、知識と先入観から、この欠落感、大げさに言えば喪失感のようなものを感じてしまうからなんだと思う。大げさだけど。

CDの音は20kHz以上がカットされ、無限に滑らかなアナログデータが44.1kHzという細かいデジタルの単位で分割されサンプリングされている。

mp3は情報を圧縮し、含まれる情報量はCDの1/3以下だ。

どんどん音が悪くなっていく。
多くの人は音質には無頓着だ。
でも、
いつもデジタル処理された音ばかりではなく、時々はオーケストラや、生の楽器の音を聴いた方がいいと思う。
自然界の音もいいかもしれない。
それらは倍音構成について無限だし何もカットされていないから。



●アナログレコードは、元の音の波形を円盤に彫り込み、それを針がなぞり、溝に刻まれた振動を拾い上げ、電気信号に変えて増幅して音にしているので、物理的な溝や針の摩擦によるノイズは含まれてしまうけど、カットされるものはない。
音の波形が塩化ビニールに刻まれるということ、その溝を針が読み取るということ、これら物理的側面が音源再生の忠実性にどう影響するのかという疑問は残るけど。(難しくてそこまで突っ込めないですが)

そんなこんなで、
DJする際mp3.WAV,CD,アナログレコードのメディアからどれにするのかを選ぶのは、利便性と、価格、音の好みで人それぞれ判断し違ってくるのでしょう。

私的には先々、アナログとWAVを混在して使うやり方にしたいけど、DLする曲が増えてからです。
欲しいものがDLサイトで売られてないので結局レコードを買ってしまう事になります。
レーベルやジャンルよっては、DLサイトでリリースされないものがまだまだ結構多いです。
今後の充実を待っているというところです。
posted by DJ N.A.M.I. at 18:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | Thinking,etc.
この記事へのコメント
純粋な音をカットしたもどきにお金を払う気にはどうしてもなれませんね。

先ほどDLサイトにてWAV変換し損ね、なんとかできないものかとぐぐってたどり着きました。はじめまして。

この記事を投稿されたブログ主のmixをぜひ聴いてみたいと思いました

Posted by goma at 2010年05月12日 01:24
gomaさん、ありがとうございます。
このブログを放置してはや1年以上たちました。
放置してると、このブログに全く関係のないスパムのコメントがたまにくるので、ひとつづつ対応するのは面倒だしまとめて削除しようと思って久々ログインしてみたら、まともなコメントがあり、嬉しいので表示して残しておくことにしました。当分、相変わらずこのブログも書かないし、DJもやらないんだけど。。
mix は非常に面白い作業でした。音を重ねて響きを作る、重ね方でグルーブが微妙に変わる、曲のつなぎ方、つなぐ場所でグルーブが大きく変わる、DJしていてフロアの人がアガる、面白さを共感できる。本当にエキサイティングで楽しかったです。
でも、やってて、自分を取り巻く状況の中に失望することも多々あって、DJすることに意味を感じられなくなってとりあえずやめたのです。まぁまたいつかやるかもです。そう言いながら別のことやってるのかもしれないし。
なにはともあれ、コメントありがとう。DL等いろんな音楽を知る機会が増えてますよね。
すばらしい音楽に出会ってください。
Posted by Nami at 2010年05月30日 11:21
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